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サンティアゴ・デ・コンポステーラのパラドール(関門あり)

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オウレンセを出発し、巡礼の聖地サンティアゴデコンポステーラへ。今回の宿泊地、パラドールを目指します。

目次


サンティアゴ・デ・コンポステーラについて

f:id:travelpato:20210701213304j:plain 日本ではマドリードやバルセロナほどメディアに取り上げられることが少ないガリシア州ですが、サンティアゴ・デ・コンポステーラのことをご存知の方も多いのではないでしょうか😳

キリスト教三大巡礼地のひとつ(残り二つはエルサレム、バチカン)であり、世界遺産にも登録されている「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の終着地にもなっています。

多くの人は徒歩で巡礼を行いますが、徒歩で100㎞以上進めば、途中で車や電車を利用してもOKのようです。全部車はさすがにダメなんだね😙🚗💦

まずは宿泊地、パラドールへ

カーナビで今回の宿泊先であるパラドールを検索しましたが、何故か出てきません😂

とりあえず「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」でざっくりとルート検索し、市内に入ってから再度検索すると、ちゃんとパラドールが表示されました。原因は謎のままです😳

これまで訪れたア・コルーニャやルーゴ、オウレンセとは異なり、サンティアゴ・デ・コンポステーラ市内は観光客や巡礼者、学生等人が多くいて、狭い道でも人が広がって歩いていることが結構ありましたので、運転する際は注意が必要です。

待ち構える関門

そんなこんなでパラドールのすぐ近くに到着したのですが・・・ f:id:travelpato:20210629223126j:plain がっちりガードされており、内部に入ることができません😂

f:id:travelpato:20210629223146j:plain チェックイン後の散策時に逆方向から撮った写真。ちなみに奥に見える黄色い円柱形のものがスペインの郵便ポストです。

標識を見るとパラドールで許可を取った車は入れるようですので、ここで間違いなさそう。しかし、まだ到着しておらず、許可をもらう前の状態。

f:id:travelpato:20210629223135j:plain 車止めの前に四角いボックスがあります。ドライブスルーのようにインターフォンがついているのか、または駐車券が出てくるのでしょうか。ビッグマックセット一つ、por favor😙🍔🍟🥤✨

f:id:travelpato:20210629223200j:plain 車で近寄って見てみましたが、カードをかざす機械のようでマイクもスピーカーもありません😎一体どうすればいいのだ😂😂

車止めの前で「はて、どうしたものか🤔」と思っていると、おもむろに車のガラスをノックするスペイン紳士の姿が。

何かと思いウィンドウを下げると、「車止めが下がっているので通れるよ」とのこと。車のボンネットからは見えなかったので一旦車を降りて確認してみると、確かに車止めが降りて通行可能になっています😳

スペイン紳士にお礼を言い、おもむろに発進。途中で車止めが上がってしまわないかドキドキでしたが、無事通過できました😆推測ですが、監視カメラを見て係の人がチェックをし、車止めを遠隔操作で下げているものと思われます。

パラドールにチェックイン

f:id:travelpato:20210629223226j:plain サンティアゴ・デ・コンポステーラのパラドールは、正式名称をHostal de los Reyes Católicosといい、名前の通り元々は巡礼者のための病院兼宿泊所でした。1499年に建てられました😳 中庭や礼拝堂は当時のまま残されており、500年以上前の当時の雰囲気がそのまま残されております。

名前の後半のlos Reyes Católicosについては、Wikipediaを参照。

カトリック王(el Católico)と呼ばれ、最初の妻であるカスティーリャ女王イサベル1世と共にカトリック両王(Reyes Católicos)と呼ばれる。
引用:フェルナンド2世 (アラゴン王) - Wikipediaより

要約すると、フェルナンド2世とイサベル1世が巡礼者のために病院と宿泊所を建設し、それが現在はパラドール、国営ホテルとして営業しているということですね😙

f:id:travelpato:20210629223234j:plain パラドールはサンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂の程近くにあり、目の前の広場には世界各地からの観光客や巡礼者で溢れかえっております。ガリシア州では全く見ることがなかった日本人観光客の姿も確認できます。

車を降りて、無事チェックイン。駐車場はバレーパーキング方式で、一日20ユーロ。サンティアゴ・デ・コンポステーラ市内はパラドール・大聖堂を中心に見所は徒歩圏内に集中しておりますので、車を一旦預けて後は徒歩で過ごすことも十分可能ではないでしょうか。 f:id:travelpato:20210702013049j:plain
中庭を通り、部屋に向かいます。綺麗に手入れされておりますので、後でじっくり見学に行かないと😙


今回宿泊した部屋だけかもしれませんが、鍵にクセがあるのか扉が全然開きません😳フロントに行って部屋に入れない旨を伝え、扉を開けてもらいました。

フロントの人は「普通に開きますよ」的なことを言っていましたが、結局最後まで鍵を開けるコツを掴めずに滞在中は苦戦することになってしましました😂

室内

f:id:travelpato:20210629224109j:plain f:id:travelpato:20210629224053j:plain 机はさほど大きくはないので、荷物を置いたら全て埋まってしまいそうな感じです。

部屋の鍵はクラシカルでずっしりとした重みがあります。鍵よりもむしろ鍵についたキーホルダー的なものの重さが9割を占めています。

f:id:travelpato:20210629224027j:plain f:id:travelpato:20210629224100j:plain ベッドは標準的な感じですが、シーツに薄くパラドールのマークがついているなど、細かいところにもぬかりがありません。

f:id:travelpato:20210701225827j:plain 部屋の窓から中庭が見えます。

クローゼット

f:id:travelpato:20210629223451j:plain クローゼットはよくあるもので特徴があるわけではありませんが、中にあるハンガーが超オシャレです😆

f:id:travelpato:20210629224729j:plain 普通のハンガーではなく、スペイン国旗をモチーフとした刺繍が施されております。今までこのようなオシャレハンガーを使用したホテルは見たことがないぞー😆🎉思わずテンションが上がってしまいました😁

バスルーム

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バスルームは大理石を使用し、白で統一されており、シンプルで清潔感があります。ヨーロッパのバスタブは使い慣れないので結局シャワーだけで過ごすことが多いような気がします。どうしても床が水浸しになってしまう😙

f:id:travelpato:20210629223549j:plain アメニティはパラドールのオリジナル。何だかもったいなくて使用するのが躊躇われます😁

休憩後、パラドール内散策&大聖堂へ


サンティアゴ・デ・コンポステーラのパラドールは巡礼の最終目的地近くにあり、建物自体も世界遺産に認定されています。時期によっては予約が取りにくくなっているようですので早めの予約がお勧めです。

ガリシア旅行も中盤にさしかかってきました。部屋で少し休憩したら、パラドール内の散策・サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂の見学に向かいます。

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