パト旅チャンネル

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ミシュランプレート認定の「LUME」

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f:id:travelpato:20210819002820j:plain 食材の宝庫であるガリシア地方。サンティアゴ・デ・コンポステーラの「LUME」でミシュランも認めた多国籍・フュージョン料理を堪能しました。

目次


LUMEについて

LUME(ルメ)はサンティアゴ・デ・コンポステーラ出身の女性シェフ、ルシア・フレイタスさんが手がけるカジュアルレストラン。地元ガリシア産の食材をふんだんに使用した独創的でモダンな料理が提供されています。

f:id:travelpato:20210724150249j:plain 写真出典:Lume – Santiago de Compostela - a MICHELIN Guide Restaurantより

ルシアさんの一件目のレストランは、同じサンティアゴ・デ・コンポステーラにあるミシュラン一つ星を獲得したA Tafona de Lucía Freitas(ア・タフォーナ・デ・ルシア・フレイタス)。

ミシュランの星付きレストランと聞くと敷居が高そうで身構えてしまいそうですが、今回訪問したLUMEはバル感覚で気軽に使用する事ができそうです😙

ちなみに今回訪問するLUMEも、ミシュランガイドの「ミシュランプレート」の認定を受けておりますので、期待度MAXです😆ビブグルマンとミシュランプレートの違いって何かしらん😎?

開店時間に訪れるも

お店はアバスト市場のすぐ近く。サンティアゴ大聖堂やパラドールからも5分とかからない好立地にあります。先程紹介した「A Tafona de Lucía Freitas」は徒歩2〜3分とすぐ近くにあります。バルのハシゴみたいな利用も可能かも😁

f:id:travelpato:20210819002926j:plain 夜の部のオープニングタイムである8時ちょうどに到着。人気店ですが、開店と同時に行けばすんなりと入れると思ったのですが、何となくまだ開店前の雰囲気が漂っており、他のお客さんの姿もありません。お店に入って店員さんに聞いてみると、

店員さん「8時半にお店開けるので、30分後に来てくれる😳?」とのこと。

仕込みがいつもより時間がかかっているのか、本当の開店時間が8時半だったのかは不明ですが、とにかく30分後に出直すしかなさそうです。

f:id:travelpato:20210819003019j:plain 時間的に遠くにも行くことができませんので、近場で何かないかなと調べてみると、サンティアゴ・デ・コンポステーラ大学のサテライト校舎のようなところがありましたので、しばし見学😎

束の間の大学生気分を堪能しました😁

30分後に再チャレンジ

f:id:travelpato:20210819003118j:plain きっちり30分後に再訪です。行列ができていたらどうしようかと思いましたが、今回も店先に他のお客さんの姿はありません。先程の店員さんにもう入れますか😳?と確認したところ、今回は無事に入店できました。

f:id:travelpato:20210819003147j:plain 中央のロングテーブルとカウンター、壁沿いに座席があり、広過ぎず、狭過ぎずでちょうどよさそうな感じです。私は壁沿いの席に座りましたが、そちらは黄色を基調とした色使いをしており、店内は明るくシンプルなテイストで落ち着いています。

f:id:travelpato:20210819003259j:plain 私はワインなどのお酒には詳しくありませんので、何にすれば良いのか迷うことが多いのです😂店員さんにオススメの一品を聞いてから決めれば、間違えることはないでしょう😙🍷

f:id:travelpato:20210819003313j:plain お皿とナイフとフォーク、スプーンが置いてあるだけですが、無駄がなく洗練されているように感じるのは気のせいでしょうか。これから出てくる料理に期待が膨らみます。

Empanada liquida de peixe f:id:travelpato:20210819003404j:plain 最初の一品、具入りのパンであるエンパナーダ。これは名前の通り、パンの中に液体が入っている独創的な一品。一口いただくと、魚の味わいが口の中にじわっと広がります。これが一番美味しかった😆

f:id:travelpato:20210819010927j:plain 見た目はちょっとたこ焼きチックでもあります😁粉モンとはちゃいまっせ〜😙

f:id:travelpato:20210819003757j:plain お店に置かれているメニューの下部にもエンパナーダのイラストが描かれており、お店の一押しメニューと言えそうです。

Otsters gin tonic f:id:travelpato:20210819004436j:plain 牡蠣の殻の中ににジントニックが注がれており、そこに浮かんだ牡蠣を一口食べるとキリリと引き締まった味わいが口の中に広がります。旅行で一日練り歩いた疲れを吹き飛ばしてくれるような爽快感を与えてくれます。

殻の下に敷かれた塩をひとつまみ牡蠣に振りかけると、味がさらに引き締まります🤨

牡蠣の上のジュレ的なものは柑橘系、グレープフルーツだったような気ガス。ちょっと忘れてしまいました😁

Preñao f:id:travelpato:20210819004707j:plain プレニャオはアストゥリアス州やガリシア州で見られるパンの一種で、チョリソやベーコンが中に入った小さな丸パンのようです。ちょっと丸餅を焼いたようにも見えるような気もしますが、生地の表面はパリッと、中はモチモチといった感じでした。

今回の一品はceltic rooster(ケルト風の雌鶏?)が中に入っており、タンドリーソースがパンの上に乗せられています。何かタンドリーチキンみたいだ😁

alcachofas f:id:travelpato:20210819004812j:plain こちらはアーティチョークを使用した一品。ただし、正直どんな味だったのか記憶にございません😅

ワインを一杯頼み、料理は合計4品をいただきました。ミシュランも認めた料理をお手頃なお値段で堪能することができますので、サンティアゴ・デ・コンポステーラにきたときはぜひ来店することをオススメします。

食事を終えて

f:id:travelpato:20210819004900j:plain 食事を終えて宿泊先であるパラドールに戻る頃には、夕暮れの時間になっていました。とは言ってもすでに22時だったけど😁

f:id:travelpato:20210819004917j:plain 市庁舎もライトアップされております。

f:id:travelpato:20210819004934j:plain パラドールは入り口周辺だけが明るく、暗闇の中に浮き上がっているようです。周囲の喧騒からは隔離されたように、ここだけが静寂に包まれておりました。幻想的とも言えるかも😳


大聖堂は昼間に見るよりも、夕闇をバックにしたこの時間の大聖堂の方が荘厳な感じがしています。気温も下がって空気もひんやりとしており、ヨーロッパの秋のような感じです。この感じが何とも言えずサイコーでした😆

早いもので今回の旅行も折り返し地点・約半分を経過しましたが、残りの旅程もどのような出来事が待ち構えているのか楽しみです。

以上、『ミシュランプレート認定の「LUME」』をお届けしました。

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