オウレンセに到着し、宿泊先であるNHオウレンセに無事チェックイン。晩御飯を食べに、オウレンセの人気バルであるbar Orellasに向かいます。
目次
bar Orellasについて
写真:OrellasHPより
今回訪問したbar Orellasは1853年にオープンしたオウレンセの老舗レストランです。HPにも記載されているように、豚の耳と尻尾がウリとなっております。
スペインの豚といえば、やはりイベリコ豚が有名ですが、ここガリシア地方は豚が特産品なのでしょうか😳?ちょっと調べてみましたが、わかったことはスペインは豚の輸出量が世界第3位ということでした。これは知らなかった😙
オウレンセといえば温泉が有名ですが、バル巡りも魅力の一つです。温泉に入ってバルでお酒を飲んで、美味しいものをお腹いっぱい食べる、とオッサン的な魅力に満ち溢れた町というイメージが浮かんできます。あくまで個人の感想です😁
徒歩でbar Orellasへ
ア・コルーニャもそうでしたが、ヨーロッパの街頭はオレンジ色です。徐々にLEDの街灯が増えているようですが、オレンジ色の街灯は風情があり、ヨーロッパの夜道を歩いていることを感じることができます。できればこの色の街頭を続けて欲しいですね。
建物は統一感があり、スタイリッシュな街並みになっており、街歩きをするだけでも楽しめます。とはいえ、バルに入ればもっと楽しい😆
宿泊先のNHオウレンセから徒歩10分程で到着。すでに夜の10時をまわっておりますが、通りにはバル巡りの途中であろう人が結構いてました。
お店は写真の左手、2階がバルコニーになっている建物にあります。写真中央に写っている噴水が見えてくれば、もうすぐそこです。
無事到着。人気店との前評判通り、店内は地元の人でいっぱいでした。時間は10時半を回っておりましたが、皆さん普通に食事をしております。ちょうど座席が開いているところがありましたので、待ち時間なしで入店できました。時間帯によっては超満員になることもありそうです😳
店内の様子
店の入口は少し雑然とした感じです。扉の上の哺乳瓶を持った豚の赤ちゃんがかわいいですね。店内には他にも豚の置物や絵が飾られており、豚一色といった感じです😙🐷。
入口にメニュー表が掲げられております。もちろん座席にメニューが用意されておりますので、入口のメニュー表を見ながら注文する事はあまりなさそうです。
ちなみに「racion」をスペイン語の辞書で引くと「一皿分、一人前」と書いておりますが、言葉通りに受け取ると危険です😎 今時、検索ではなくあえて辞書を引くのか、というツッコミは置いておいて😁
日本人の想像する一皿分とスペイン人の一皿分の量が違いますし、お店によって一皿分のサイズが違うことがあるので、要チェックです。今回はお皿の大きさをお店の人が教えてくれましたので、予想外の大きさが出てくる、ということはありませんでした。
お店を入って左側にはワインが沢山並んでいます。天井から吊るされている白色のポットのようなものはワインを入れる容器です。全てのワインがこの入れ物に入って出てくるというわけではなさそうです😎
2品とワインを注文
入店時はすでに10時半を回っており、翌日にも影響しそうなので、注文は最小限にすることにしました。空腹の峠を超えていた、というのが一番かも😁
まずはサービスのパン。このパンは食べ放題のような感じで、食べ終わると随時補充してもらえます。見た目はとても硬そうですが、内側はもっちりとした感じだったように思います。記憶が曖昧です😅このパンはもしや、かの有名なセア村のパンだったのでしょうか😳🥖❓
すでに次に紹介するワインが回っていたのか、写真を撮る時に距離感を失っていたようで、パンに接近し過ぎてピンとがあっておりません。カメラの修行が必要と痛感する次第です。
RIBEIRO VINO CASA リベイロはスペインのワイン産地の名称です。
リベイロ(ガリシア語: Ribeiro)は、スペイン北西部のガリシア州オウレンセ県に所在するワイン産地。スペインワインの原産地呼称制度であるデノミナシオン・デ・オリヘン(DO)では「原産地呼称」(DO)に指定されている。白ワインを主体としている。面積は約30㎢であり、13自治体からなる。
引用:リベイロ (DO) - Wikipediaより
ポットに緑茶が入っているようにも見えますが、フルーティーな白ワインです。スッキリとしていて飲みやすく、自然とお酒が進んでしまいそうです。
HAMON SERRANO スペインといえば、ハモン・セラーノ、生ハム。厨房から運ばれてくると、思わず声が出てしまいます😆
ルビーのような鮮やかな赤色をしており、カンナで削ったように激ウスです。口の中に入れると濃厚な味わいを感じた後にスッと消えるような感覚に陥ります。
OREJA お店の看板商品とも言える、OREJA、豚の耳です。メンマのようなフォルムをした部分が、コリコリとした食感を生み出し、とても美味しいです😋
口の中でジュワーっと脂の旨味が広がり、食感も相まって絶品と言う言葉以外思い浮かびません😆
日本で豚の耳といえば沖縄のミミガーを思い浮かべますが、似て非なるものですので、皆さんもぜひオウレンセで体感していただきたいものです😙
最後に
日本では何のひねりもないタバコの自販機ですが、店内の自販機が遊び心があって面白かった😎
耳の産毛もリアルに描かれており、「神は細部に宿る」を体現しております。
今回は時間も遅く、翌日の予定もあるので訪問は一件だけでしたが、ここオウレンセでバルのはしごをすれば、ガリシア料理の真髄に触れることができるのではないでしょうか。また大袈裟な😁
以上、「bar Orellasでオウレンセ名物、豚の耳を食す」をお届けしました。
パト旅チャンネル (@travelpato)