パト旅チャンネル

海外旅行の私的な備忘録ブログ。

サンティアゴ大聖堂とアラメダ公園

\読者登録・購読・フォロー/

f:id:travelpato:20210714233605j:plain サンティアゴ・デ・コンポステーラのランドマークである大聖堂(カテドラル)。聖ヤコブの像と棺、栄光の門にボタフメイロと見所満載ですが、全て見ることはできたのでしょうか。

目次


サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂について

f:id:travelpato:20210715222137j:plain 9世紀に星に導かれた羊飼い(修道士の説もあり)が聖ヤコブの墓を発見したという伝説の地、サンティアゴ・デ・コンポステーラ。聖ヤコブの遺骨を祀るために作られたのが、サンティアゴ大聖堂です。

巡礼者の最終目的地にあるこの大聖堂は、ロマネスク、バロック、ネオ・クラシック、ルネサンス等様々な建築様式が取り入れられております😳

オブラドイロ広場から見える大聖堂の正面、ファサードはバロック様式。中央の塔の最上部には聖ヤコブの彫像が広場を見渡すように置かれております。

大聖堂内部へ


大聖堂の内部は凛とした空気が張り詰めており、観光客の話し声が反響し、至るところから聞こえてきます。中世ヨーロッパの建築物はどこも天井が高く、スケールの大きさに圧倒されてしまいます。 f:id:travelpato:20210717224801j:plain 残念ながら大聖堂内部は絶賛改修工事中という事で、至る所に足場が組まれており、黄金に飾られた主祭壇はシートがかけられており、かの有名な「栄光の門」は見ることはできませんでした😂

なぜこれほどまで大規模な改修工事を行っているのかといえば2021年の「聖年」に向けて、完成を目指しているからです😳

この聖年は聖ヤコブの祝日である7月25日が日曜日の年が該当し、前回の聖年は2010年でしたので、今回は11年ぶりとなっております。2010年といえばW杯南アフリカ大会⚽️、感動のスペインの初優勝が昨日のように思い出されます😙🎉

この年にサンティアゴ大聖堂の聖ヤコブの墓を訪れると、「聖年の大赦」と呼ばれる罪の全贖罪を受けることができるそうな😳!

f:id:travelpato:20210715230712j:plain ステンドグラスの下の緑色の部分が免罪の門。扉の上部分しか写っていませんが😳💦🚪

聖年にこの門から聖堂に入り聖ヤコブの墓を訪れると、ミッションコンプリート。罪を赦された新しい自分に生まれ変わる事ができます😁

地下聖堂の聖ヤコブの棺

f:id:travelpato:20210714233035j:plain というわけで聖年ではありませんが、何かしらのご利益はありそうですし、聖ヤコブの墓に向かいます。

上の写真はドアップで撮ったので何だかよくわからなくなってしまいましたが、地下にある聖ヤコブの棺への階段の頭上に掲げられているプレート。要約すると「ここに聖ヤコブの棺がありますわ」ということでしょう。

f:id:travelpato:20210714233040j:plain 階段を降りると黄金の装飾が施された銀の聖ヤコブの棺がありました。この中には遺骨が入っているとも聖遺物が入っているとも、諸説あるようです😳

残念ながら近づくことはできませんが、ここが聖地の中心部分と言えそうです。これが本当のパワースポットでは😙

聖ヤコブ像に触れる

先程の聖ヤコブの墓と並んで、この大聖堂の目玉の一つでもある聖ヤコブ像を見に行きます。

大聖堂に来た人はもれなくこの像に触れることを目的としておりますので、像の祀られている主祭壇の周りをとり囲むように二重に列ができており、多くの人が並んでいました😳

20分ほど並び、ようやく順番が回ってきました。祭壇内での聖ヤコブ像は写真撮影禁止となっておりますので、残念ながら至近距離からの写真はなく、触れるだけです。

像に触れるだけではなく抱擁するのが正しいやり方のようですが、巡礼者でもなければ信者でもありませんので、ソフトタッチする位が身の丈にあっているような気がしました😁

一観光客である私でも感慨深いものがありますので、巡礼を終えた人であれば言葉にならないほどの感動ではないでしょうか😂

f:id:travelpato:20210715232423j:plain 大聖堂の見学を終えて、オブラロイド広場の反対側に広がるキンターナ広場へ。オブラロイド広場と比べて観光客の割合が高かったように思います。

f:id:travelpato:20210715232714j:plain こちらにはお土産屋さんがありますので、それで観光客が集まっていたのかもしれませんね。ご当地グッズやホタテ等の巡礼グッズも数多く取り揃えておりますので、眺めるだけでも楽しめます😆

f:id:travelpato:20210718000126j:plain f:id:travelpato:20210718000139j:plain


隣のプラテリアス広場にある4頭の馬の上に星を掲げた女神像の噴水。星に導かれて聖ヤコブの墓が見つかった伝説にちなんで星を掲げております。

こうしてみると、サンティアゴ・デ・コンポステーラの全てのものが聖ヤコブに関連しているのではないかと思えてきます😁

アラメダ公園のAs Duas Marias像

喧騒広がる大聖堂周辺を少し離れて、アラメダ公園へ。旧市街の南西に丘にある公園で、地元民の憩いの場となっておりスペインキッズが走り回るなど、サンティアゴ・デ・コンポステーラの日常を垣間見る事ができます。 f:id:travelpato:20210715231434j:plain 公園に入って歩くこと数十メートル。お目当てのものが見えてきました。 すでに順番待ちができており、人気者のようです😁 f:id:travelpato:20210715231426j:plain かつて、派手な服装でアラメダ公園を散歩していた二人の姉妹がモチーフとなっている「 As Duas Marias」の像。二人がいた当時はフランコ政権下であり、反体制の意思表示としての派手な装いだったのでしょうか😳
As Duas Marias – Wikipédia, a enciclopédia livre


お店のシャッターにもこの姉妹が描かれており、サンティアゴ・デ・コンポステーラでの人気の高さが伺えます。

大聖堂訪問を終えて

サンティアゴ・デ・コンポステーラの大聖堂は外部の改装は終わっておりましたが、内部はまだまだ改装の途中。栄光の門は見る事ができずボタフメイロは行われておりませんでした。ボタフメイロは限られた日しかやっていないので、元々見るのは難しいけどね😳

おまけに大聖堂内部の博物館に行こうとしましたが、閉館までにはまだ時間があったのになぜか中に入れてくれないなど、不可解な出来事も。

遠路はるばる徒歩で訪れた巡礼者であれば感じ方も違うのでしょうが、車で乗りつけた一観光客としては若干物足りない部分があった、というのも事実であります。※あくまで個人の感想です😎

以上、「サンティアゴ大聖堂とアラメダ公園」をお届けしました。

次の記事はこちら 👇🏼 www.travelpato.com

こちらの記事もヨロシクです😙 www.travelpato.com www.travelpato.com パト旅チャンネル (@travelpato)