オウレンセで温泉をさらっと体験？した後、もう一つの見所であるカテドラルに行ってきました。
目次
As Burgasからカテドラル(大聖堂)へ
As Burgasで温泉パワーを充填したところで、次の目的地であるカテドラル（大聖堂）へ向かいます。As Burgasからカテドラルへは徒歩5分。見所がギュっと詰まったコンパクトシティ、オウレンセは徒歩でどこでも行けるのが魅力です。
所々に観光名所への案内表示がありますので、方向音痴の人でも安心。Googleマップ見るから大丈夫って😁？
というわけで、あっという間に到着しました。大聖堂といえば広大な敷地に孤高の存在のようにデーンと佇んでいるようなイメージがありますが、街中に他の建物と並んで普通に存在しております。
カテドラル・デ・オウレンセ
オウレンセのカテドラルは12世紀から13世紀にかけて建設され、現在のゴシック様式の建物は1220年に完成しました。1931年に制定された「Monumento histórico-artístico」にも認定されている大聖堂です。スペイン版、国宝・重要文化財といった所でしょうか😳
この「Monumento histórico-artístico」には、今回の旅行ですでに訪れたア・コルーニャのヘラクレスの塔やルーゴのローマ浴場も認定されております。 www.travelpato.com カテドラルの入場料は一人5ユーロと良心的な値段設定。ただし、HPを見てみると最近値上げされたようで令和3年6月現在では6ユーロになっておりました😂
最近はネットでチケットを事前に購入するケースが増えているのでレアケースになりつつありますが、現地で値上がりしていることを知ると少し損したような気がするのは気のせいでしょうか。とは言っても、1〜2ユーロの小幅な値上げがほとんどですけどね😁。
ちなみにオーディオガイドの料金が入場料に含まれておりますので、重要ポイントで説明を聞くことができます。
天国の門（Portico of Paradise）
見所の一つである、天国の門。帰国後に気づいたのですが、カテドラル入口にある、入場料や時間の説明に使われている写真と全く同じ構図で撮っていました😁
両側の柱には旧約聖書の預言者の彫刻が飾られております。何を預言しているのかな😳
門の中心に鎮座しておられるのは、聖ヤコブ様（だったと思う）
聖ヤコブ像の後ろには礼拝堂。遠くからでも金色に輝く祭壇が見えています。
16世紀にオランダの巨匠コーネリスによって制作された壮大な祭壇画。写真ではこの圧倒的迫力を伝えきれないのが残念です。技術的なものかも😙💦
礼拝堂以外の場所にも細かい彫刻とふんだんに使用された黄金の輝きが随所に見られます。当時のスペインの国力の強大さを物語っているようです。
カテドラルの内部はこちらのラテン十字の形で作られております。ラテン十字はガリシアのソウルフードとも言えるタルタデサンティアゴにも描かれていますね。
オウレンセのカテドラルはそれほど大きいわけではありませんが、天国の門や黄金に輝く祭壇など、見応えがあります。こちらの天国の門を見た後に、サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂の栄光の門との比較をしてみると面白そうですね。オウレンセにお越しの際はぜひ訪れるべきのマストポイントと言えるでしょう😆！
ちなみにカテドラルを見学し、オーディオガイドを返却する場所の近くにこじんまりとしたミュージアムショップがあります。そこでホタテの柄をあしらったナップサックを記念に購入しましたが、もったいなくて使用することができず、永久保存状態になっています😊💦
プラサ・マヨールで小休止
カテドラルを見学後、プラサ・マヨールへ。マドリードのマヨール広場も同じような感じですが、あちらは世界各地からの観光客で賑わっており、喧騒に包まれてゆっくりするには程遠い状況。
さらに偽○ッキーなどの着ぐるみ集団が「マニマニ〜💰」と呟きながら熱心に活動を行なっているので心休まる暇がありません。
しかし、オウレンセのプラサ・マヨールは地元の人も集う憩いの場であり、観光で練り歩いた足を休めるのには格好の場所です。
プラサ・マヨールにはオウレンセ県の庁舎があります。このような歴史的建造物を使っているところがオシャレですね。
広場の四方は建物に囲まれており、パラソルが出ているカフェが何軒かあります。適度に休憩しないとね😙
その中の一つ、「Bar Mundial」へ。何となく名前で決めました。インターネットがまだ普及していなかった時代に「FIFA Futball Mundial 世界のサッカー情報」という番組をよく見ていたことが頭の片隅にあったのかもしれません😁⚽️
コーラとポテトチップスがこれほど美味しいと感じたことは今までなかったように思います。私はこれから運転がありますので飲めませんが、お酒が好きな人はビールでも飲めば、ここが天国の門に早変わりといった所でしょうか。
カフェで休憩していると、向かい側にカートを連結した汽車ようなものが停まっているのを発見。
キッズを乗せて広場内だけを走るものなのか、オウレンセ市内を乗せてくれるのかのどちらかだと思いますが、おそらく前者ではないかと思われます。
オウレンセ観光を終えて
日本ではあまり馴染みのないオウレンセですが、知られていないだけで歴史も長く、趣深い都市ですので、近郊の都市に行くことがあれば、日帰りで訪れることも可能ですのでお勧めです。
オウレンセを後にして、次は聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラに向かいます。
以上、「スペイン・オウレンセのカテドラル（大聖堂）とプラサ・マヨール」をお届けしました。
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