早朝にビーゴを出発。ガリシア地方に別れを告げ、スペインの首都マドリードに向かいます。
目次
ビーゴ発マドリード行
今回利用したのはイベリア航空のビーゴ発マドリード行きのフライト。ブリティッシュ・エアウェイズのAVIOSを使用しました。
マドリード行きは一日数便飛んでおりますが、日中のフライトは値段が高かったり、ブエリング航空運行便であったりと、正直悩ましい・・
しかし、今回の早朝便は一日を有効に使えるという利点がありますので、深夜3〜4時起床という苦行を乗り越えることができるのであれば、利用する価値はあると思います。
タクシーで空港へ
フライト時刻は早朝6時半のため、夜明け前にホテルを出なければならず、当然ながら公共交通機関は動き出す前です。
前日にホテルのフロントでタクシーを依頼しておりますので、身支度を整えて5時ちょうどにロビーに向かいますと・・
タクシーの運転手さんがすでにスタンバイし、ホテルのフロントの人と談笑しておりました。
名前は忘れましたが、ザ・スペイン人といった名前の運転手とガッチリと握手をし、タクシーに乗り込みます。
今回は早朝ということで前日にレンタカーを返却し、空港へはタクシー移動を選択しましたが、これは大正解だったと思います😳。
ビーゴ市内を離れるとほぼ真っ暗でどこを走っているのか全くわからなくなり、途中で工事中?だったのか誘導棒を持った人に止められて数分待たされたりする等、自分で運転していると困惑しそうなことが多々ありました。
空港に到着
暗闇の中タクシーは進み、ホテルから20分弱で空港に到着。写真左にAvisのカウンターが写っていますが、シャッターが降りており、人がいる気配は皆無。マドリードやバルセロナといった大規模な空港なら深夜や早朝も対応してそうですが、地方空港は不確定要素が多いので早朝便利用時はタクシー利用が無難ですね。
レンタカーだったらどうなっていたのだろうかと思いつつ、チェックインカウンターへ。遠目にもわかる行列が目に入ってきます。前日にフロントの人が「特に早朝のカウンターは混んでるで〜」と教えてくれましたが、おっしゃる通り予言的中です。
オープンしているイベリア航空のカウンターは2か所のみで、そのうちの1レーンはビジネスクラス・プライオリティレーン。日本では誰も並んでいなければ空いているレーンに案内されますが、ここではストイックにクラス分けが行われているようで、間違ってエコノミー利用者が迷い込むと追い返されそうな雰囲気が漂っていました。
私も一応ワンワールド・サファイアメンバーですので、ありがたくプライオリティーレーンを使用させていただきました。行列に並んでいたら、結構ギリギリだったかもしれません。
ヨーロッパLCCの雄、ライアンエアー。この時間帯はまだオープンしていませんでした。値段だけを考えたらLCCもありなのかもしれませんが、荷物が多いと追加料金が高くついたり、イレギュラー時の対応に不安があったりするので、利用するのが躊躇われるところです。
青の洞窟内を彷彿とさせる色合いの自動販売機の上に、イベリア空港の模型を発見。ヨーロッパの街中で自動販売機を見かけないのは、治安の問題なのか、景観を損ねるからなのか、どうなのでしょう。
イベリア航空のロゴが旧型ですので、2013年より以前から置かれていると思われます。個人的には今のロゴよりも旧ロゴのほうがレトロ感もあって好きです。
欧州最大の港町ということで、空港に飾られている絵も港の様子を描いたものがチョイスされています。先程の飛行機の模型が頭隠して尻隠さず状態で上部にチラ見えしてますね😁
制限エリア内へ
コンパクトな空港ですので、チェックイン後すぐに荷物検査場へ。荷物検査で引っかかり、水は事前に出していたのにおかしいなと思っていると、サンティアゴ・デ・コンポステーラで購入したモンスターエナジーコーヒーがカバンの底に入っているのをすっかり忘れていました。
写真引用(イメージ):https://www.monsterenergy.com/bg/en/products/espresso/espresso-monster-espresso-and-milk
日本未販売のレアものなので、飲まずに捨てるのももったいない😂なので係員のおじさんに「ここで飲んでもいいの😳?」と聞いたら「全部飲めばOK😎」と言われたので、お風呂上がりの銭湯スタイルよろしく、一気に飲み干しました。ちょっとビックリしてた😁
搭乗開始まであと少しのはずですが、ゲート前はもぬけの殻で誰もおりません。
少し離れたベンチでしばし待機後、まもなく搭乗開始のアナウンス。ワラワラと人が集まってきましたが皆さんgrupo1、優先搭乗の列に並びはじめました。最終的に、ここはHND-ITM線の搭乗ゲートかと見間違うほどの行列になりました。皆さん修行して上級会員になったのか、それとも実は頻繁にマドリードを訪れるビジネスマンなのか😳
モノリスのような案内板に詳細は記載されておりませんが、grupo1はビジネスクラス搭乗者と上級会員、機内持ち込み荷物がある人が対象(だったはず)。日帰りや一泊の旅行であれば荷物を預けずに機内持ち込みする人が大半なので、結果的にほとんどの人がgrupo1での搭乗となっていたようです😳 クラス分けを無視して並んでいた人も結構いたのかもしれません。
引用:搭乗手続きの手順 - Iberia
当時はgrupo1-3の区切りでしたが、現在はgrupo1-4の4段階となっており、荷物を機内持ち込みにする人はgrupo2になっているようです。
搭乗して荷物を頭上に置こうと思ったら既にいっぱいで、離れたところに入れることになってしまいましたので、当時からこの運用をしてくれていたら、と思います。機内持ち込みする人多過ぎ😂
マドリードへ
座席に座るとそのまま寝落ちしてしまい、飛行機がマドリードのバラハス空港に着陸した衝撃で目を覚ましました。電車だったら乗り過ごしてしまいそうなほど深く眠っていたようです。
今回のメインであるガリシア旅行はこれにて終了。マドリードでも観光にお買い物と過密スケジュールが続きそうです😁
以上、「イベリア航空でビーゴからマドリードへ」をお届けしました。
パト旅チャンネル (@travelpato)