スペインの国営ホテルであるパラドールの中で、最高ランクの5つ星、グラン・ルッホに格付けされているパラドール・デ・サンティアゴ・デ・コンポステーラで朝食をいただきましたのでレポートします。
目次
天気予報を確認
前日はオウレンセからの移動、大聖堂の見学、LUMEでの食事と盛り沢山でしたが、疲れもなくスッキリと目覚めることができました。単に爆睡しただけとも言えますが😁
天気予報を見てみると、ガリシア州北部は曇りのようですが、サンティアゴ・デ・コンポステーラ周辺は表示がありません。晴れマークと曇りマークのちょうど中間地点と思われますので、どちらなのか微妙なところです。
私が出かけると何故か雨が降ることが多いのですが、窓から外を見ると晴れているので雨の心配はなさそうです。フランスとの国境沿いは雪マークがついているけど、ピレネー山脈周辺かしらん😳
気温は20度を超えるくらいと思われ、過ごしやすそうな感じです。北部の海沿いは20℃以下で、アンダルシア地方は30℃を超えており、バルセロナ周辺も雨の影響なのか、結構気温が低めのようです。
朝食会場へ
今回の宿泊は、ア・コルーニャ、オウレンセに引き続き朝食付きで予約しました。7時から8時過ぎまでは会場が混む時間帯ですので、少し時間をずらして会場に向かいます。まったりして8時過ぎになった説が濃厚ですが😅
中庭を抜けてエントランス周辺に到着。階段の上が朝食会場になっています。
「COMEDOR DE PREGRINOS」、「巡礼者の食堂」。ここで朝食を食べることで、私もサンティアゴ巡礼者の仲間入りができたような気がします。ほぼコチェ移動ですが😁🚗
ふと、炭酸水のサンペレグリノは「聖・巡礼者」なのかと思いましたが「聖⭐︎おにいさん」みたいな😁、あちらはイタリア語で「pellegrino」。調べてみたところ、サンペレグリノテルメという地名のようです。
ヴォルヴィックやエビアン、六甲のおいしい水など、水には産地名をつけるのが世界の潮流となっているのでしょうか。クリスタルガイザーは😁?
いざ、入場。自動ドアの向こうに白を基調とした落ち着いた空間が広がっています。
ピーク時は過ぎてはいるものの座席はほぼ埋まっており、人気の高さがうかがえます。朝食を食べ終える頃にはようやく人が少なくなり、席の写真を撮ることができました。
日本人は海外旅行に来た時は、観光地巡りに大半の時間を費やす人が多いですが、外国人は非日常を楽しむ、ゆっくりと余暇を楽しむというスタイルの人が多いような気がします。優雅に朝食を食べている人が多いような気がする😙
日本から片道10時間以上かけて欧米に来たからにはあれもこれも見て帰りたい、という気になるのは仕方がないですかね😅
品揃えは充実
パンの種類は沢山ありましたが、どちらかと言えばスタンダードな種類のパンが多かったです。
ジャムの置き方も、遊び心があっていいですね。ホテルの朝食で小瓶入りのジャムを用意しているところは高級ホテルならでは😳
封印としてパラドールのシールが貼ってありましたので、オリジナルだと思われます。以前泊まったグラナダのパラドールでも小瓶入りのジャムでした😆
フルーツ&ハモンのコーナー。種類が充実しており、ポイント高めです。
私の好きなグレープフルーツとオレンジが大量に準備してあるのが嬉しいです😆
ハモンの種類も沢山あります。とりあえず全種類制覇はマストと言えるでしょう。写真中央のパンコントマテ用のトマトの赤色が鮮やかです。
パンコーナーの隣にも赤色のライトで照らされている謎の一画が。はて👀?
チュロスが赤色のライトに照らされているように見えますが、どうやらチュロスを温めているための機械のようです。色が付いていないとわからないので、あえて赤色のライトで照らしたいるようにしていると思われます。ムーディーな演出のためではなさそうです😁🎙
隣のミキサーのような黒い物体はホットチョコレートが入っており、チュロスをつけて食べると激ウマな予感😆
お惣菜系も盛りだくさん。朝から食べ過ぎ確定ですね😙
パンも一通り食べないといけないような衝動に駆られてしまいます。
種類が沢山あるので、とりあえず気になるものを少量づつ取って、気に入ったものを2回目に再度取りにいくスタイルが推奨です。
旅行中にホテルで食べる朝食にはオレンジジュースを飲むのがルーティーンの一つです。たまにグレープフルーツジュースも飲みますが😁
蓋がかわいいチョコレートドリンク😁
朝食会場からの道すがら
朝食に加えて、昼食分も食べたと思えるほどモリモリと朝食をいただきまして、朝食会場を後にします。帰る頃には会場は閑散としておりました😳
朝食会場を後にし、部屋に帰る途中にサロン的な空間があります。整然としており、秩序を乱してはいけないような空気感が充満していました。😳ここでまったりしてもいいものなのか判断に迷うところです。誰も座っていないから余計にそう感じる😁
サロン的な空間の一画に、異彩を放つ真っ赤なバイキングの旗に覆われたテーブルを発見👀
どうやらバイキング・クルーズという、クルーズ船の運行を行なっている会社の紹介スペースのようです。この周辺は大きな川もなさそうだし、海に面しているわけでもないので、どのような層を対象にしているのか疑問が残ります🤔バイキングということで、何か深い意味があるのだろうか😎
ホテル内レストラン「Dos Reis」
エントランスの近くにある、パラドール内のレストラン「Dos Reis」。レストランの入り口は階段を降りて地下に入っていくような感じで、周囲とはちょっと空気感が違っておりました。
何重にも連なったアーチ状の柱が重厚感を醸し出しています。「ホテルの外にご飯食べにいくのも面倒なので、ホテル内ですまそうか😏」という軽い考えでふらりと行くと面食ってしまいそうです。流石にパラドールでそんな人はいないか😙💦
伝統的なガリシア料理が提供されるとのことですので、値段は少しお高めなのかしらん😳
オープンしている時間から、ランチとディナーのみの営業となっていますね。朝食会場の「COMEDOR DE PREGRINOS」とは棲み分けを行っているようです😁
13時30分オープンでランチ、というのも変な感じがしますが、スペインでは昼食は14時頃から食べ始めるのが一般的です。正午頃にお腹すかないのかな😳
レストランでは通常、ランチは13時から16時の間に、ディナーは20時から22時30分までの間に提供されます。大都市や夏のあいだは、ディナーが23時30分まで提供されることが普通です。
スペインの通常営業時間と祝日 | spain.info 日本語より引用
入り口にはスペインのグルメサイトから表彰されたものと思われる、額に入った賞状的なものが複数飾られています。
場所的にも飾られた額の数からしても、きっと名店に違いない😆今回はチェックアウトしてすぐにサンティアゴ・デ・コンポステーラから出ないといけないので、訪問は次回以降に持ち越しです。
朝食を食べ終えて
パラドールの朝食はレベルが高かったです。ただ、今回の旅行で泊まったア・コルーニャの「メリア・マリア・ピタ」、オウレンセの「NHオウレンセ」の朝食は、いい意味で期待を裏切るバラエティに富んだものであり、値段以上の価値があったと思います。
今回のパラドールの朝食も良かったのですが、宿泊費も含めて値段は高めでしたので、相対的に比較すると前者の方がオススメであると感じました。宿泊した都市も違いますし、単純に比較できない部分もありますので、あくまで個人の感想です😊
以上、「サンティアゴ・デ・コンポステーラのパラドール朝食レポ」をお届けしました。
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