パト旅チャンネル

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ヘラクレスの塔を降りてRosa dos ventosへ

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f:id:travelpato:20200707235548j:plain ヘラクレスの塔の頂上からの眺めを満喫した後、塔の周辺を散策しました。塔の近くにある青い羅針盤、「Rosa dos ventos」を紹介します。


目次


ヘラクレスの塔を降りる

ヘラクレスの塔の滞在時間は30分までと決められています。降りる時間も考えると塔の頂上に滞在できる時間は15分位でしょうか。大西洋の大海原を存分に堪能しまして、名残惜しいですが塔を後にします。

f:id:travelpato:20200707235948j:plain まずは、塔の頂上から周辺を見た時目に入る、青色の方位磁石のようなものを見に行きます。

f:id:travelpato:20200708003303j:plain 階段を降りて、出口に到着。扉は塔の内側部分は普通でしたが、外側は綺麗に彫刻が施されております。

f:id:travelpato:20200708003546j:plain 太西洋の荒波、ではなく潮風の影響か、出口の表示がボロボロになっており、まるでリアス式海岸のように侵食されております。ダブルクリップで両側を止めるというパワープレイで補強していました😁

なお、リアス式海岸の「リアス」はスペイン語「ria(入り江)」の複数形ということを初めて知りました😳

f:id:travelpato:20200708001520j:plain 最初はあまり注目していなかった塔の入口の彫刻。近くに説明はありませんが、場所柄ドン・キホーテの像ではなさそうです😁

Wikipediaによると、"Monumento a Carlos III"となっており、当時ヘラクレスの塔を改築したスペイン王カルロス3世の像のようです。

f:id:travelpato:20200708002434j:plain 塔を後にして左に曲がると石がまとまって置かれたスポットがあり、何やらパワーを感じるのは気のせいでしょうか😳

普通に石が積まれただけとは思えない何やら荘厳な感覚を覚えます。塔周辺がパワースポットなのかもしれませんね😙

Rosa dos ventosとは

f:id:travelpato:20200708002622j:plain 案内板によると、描かれているのは方位磁石ではなく、羅針盤のようです😅ガリシア語標記なのかしらん😳

アコルーニャ出身のXabier Correa Corredoiraさんの作品で、作中にケルトの国・地域を表したシンボリックな絵が描かれております。
Xabier Correa Corredoira - Wikipedia, a enciclopedia libre Wikipediaもガリシア語版です😁

f:id:travelpato:20200708003556j:plain 実際に近くに行ってみると、結構大きいのがわかりますね。



ケルト諸語圏とは

ケルト人やケルト語については、現在のヨーロッパの元を作ったゲルマン民族やローマ人より前にヨーロッパにいてた民族・言語という認識でいいのではないでしょうか。間違っていたらスミマセン😓

ケルト諸語圏については、Wikipediaを参照。

ケルト諸語圏として認識される6つの地域は、ブルターニュ(Breizh)、コーンウォール(Kernow)、アイルランド (Éire)、マン島(Mannin)、スコットランド(Alba)、ウェールズ(Cymru)である。これらの領域では、ケルト語系の言語が現在も話されているか、近代まで話されていた。スペイン北西部(ガリシア、アストゥリアス、カンタブリア)、ポルトガル(ミーニョ、ドウロ、トラス・オス・モンテス。いずれもガリシア州と接する山間地帯)が、地域の独自の文化を理由にここに加えられることがある。
引用:ケルト諸語圏 - Wikipediaより



シンボルをそれぞれ見てみる

それでは、順番に見ていきましょう👀🔎

f:id:travelpato:20200715225557j:plain GALIZA
ガリシア。聖地巡礼でお馴染みのホタテが描かれております。Wikipediaのケルト諸語圏にガリシアは含まれておりませんが、ケルト文化圏の一部と言えるようです。

f:id:travelpato:20200715225553j:plain TARSIS
タルシシュ?すみませんが、詳細不明です😂誰か教えて下さい。


f:id:travelpato:20200715225602j:plain EIRE
アイルランド。皆さんご存知の通り、アイルランドといえばシャムロック。その昔、私がバンコクで「100% Irish☘」とプリントされたTシャツを着て歩いていると、アイルランド人に「おいおい、あんた絶対アイルランド人じゃないだろう😁」とツッコまれたことを思い出します。

f:id:travelpato:20200715225606j:plain MANN
マン島。自治権を持ったイギリスの王室属領。この島の住民は逃げ足が早そうな感じがしますね😙シチリアのシンボルも足が3つあり、よく似ております。

f:id:travelpato:20200715225655j:plain ALBA
ゲール語でスコットランド。イングランドの国花は薔薇、アイルランドはシャムロック。あまり知られていないかもしれませんが、スコットランドの国花はアザミです。 グラスゴーに行ってみたい😆

f:id:travelpato:20200715225708j:plain CYMRU
ウェールズ。国旗のドラゴンは強そうでカッコいいのですが、こちらに描かれているのは翼がはえた蛇になっております。つぶらな瞳がカワイイ😁

f:id:travelpato:20200715225659j:plain KERNOW
コーンウォール。イングランドの南西に位置しており、日本でいえば鹿児島的な位置関係でしょうか。おでんを絵に書いたようなシンボルとなっております。コーンウォールの沿岸部分は大部分がア・コルーニャと同じくリアス式海岸となっています。

f:id:travelpato:20200715225703j:plain BREIZH
ブルターニュ。ここがケルトに関係あるとは知りませんでした。ブルターニュには「カルナック列石」という4㎞に渡り石が並んだ遺跡があります。イギリスにはストーンヘンジがありますので、やはり古代から繋がりがあるということでしょうか😳

そういえばさっき通った所に石が整然と並んだ場所がありましたが、こちらも関連性があるのかもしれません😎

最後に

f:id:travelpato:20200716232056j:plain Rosa dos ventosはヘラクレスの塔のすぐ近くにあります。作品の中心部に立って耳を澄ませば、波の音・風の音の他に何か聴こえてくるかもしれません。ケルトだけにバグパイプの音色とか聴こえてくるかも😁

以上、「ヘラクレスの塔を降りてRosa dos ventosへ」をお届けしました。



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