パト旅チャンネル

海外旅行の私的な備忘録ブログ。

タコのガシリア風が美味!ガリシア料理を堪能できるア・コルーニャのレストランは?

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f:id:travelpato:20200823152511j:plain 海外旅行では名所旧跡を巡るのも楽しみの一つですが、日本では味わう事ができない料理を堪能することが最大の醍醐味と言えます。今回はガリシア料理の代表格とも言えるタコのガリシア風を食べるべく、ア・コルーニャを代表する名店、「A TABERNA DE CUNQUEIRO」に行ってきました。


目次


A TABERNA DE CUNQUEIROについて

A TABERNA DE CUNQUEIROはア・コルーニャの中心部、エストレリャ通りに沿いに2009年にオープンしたレストラン。最高品質のガリシア産の食材を使用し、伝統的なガリシア料理を提供しています。

これらの料理に対するこだわりが評価され、トリップアドバイザーの2018年エクセレンス認証、2020年トラベラーズチョイスアワードを授賞しております。 名店、ゴイスー😳🎉

人気店で予約必須のようですが・・・

Googleマップやトリップアドバイザーの口コミを見ても人気店でいつも混雑しているので予約をした方がいいと書いてありましたが、今回は果敢にも予約はせず、突撃!となりの晩ごはんスタイルで直接店舗に向かいます。しゃもじは持っておりませんが😁

f:id:travelpato:20200823160302j:plain レストランに向かう途中のオルサンビーチ。砂浜には誰もおらず、波のうちつける音だけが響いていました。

f:id:travelpato:20200823160440j:plain ヨーロッパで夜の路上を歩いた光景を思い返すと、このオレンジの街灯が思い浮かびます。いずれはLEDになってヨーロッパの夜の路上も白色に照らされるのでしょうか。

f:id:travelpato:20200823152124j:plain 10時過ぎに到着し、店員さんに確認すると時間帯がよかったのか、ちょうどエアポケットに入ったのか、待ち時間なしで入る事ができました😆

店名にもなっている「CUNQUEIRO」

f:id:travelpato:20200823163736j:plain 最初はお店の中の雰囲気から「洞窟」とか「洞穴」という意味かと思っていましたが、違うようです。

店内に入ると特徴的なレリーフが飾ってあり、「どこかで見たような感じがするな🤔」と思いつつ美味しくお食事をいただきましたが、後にお昼に見た石像の人と名前が同じことに気付きました😳💡

f:id:travelpato:20200823165056j:plain 大橋巨泉氏に似ていると紹介した「Álvaro Cunqueiro」氏です。Wikipediaをもう一度見てみると、美食家とも記載されておりますので、彼の名前が店名になっていると思われます。石像の件は過去記事にちょこっと書いております

www.travelpato.com

今回注文したワインと料理

f:id:travelpato:20200823162155j:plain 席に案内されまして、メニューを確認。といっても事前に何を注文するのか大体決めておりました😁なお、メニューは英語版があります。

PEZA DO REI(ワイン)

f:id:travelpato:20200823172301j:plain A TABERNA DE CUNQUEIRO HPより
こちらのレストランのワインも食材と同じくガリシア産の高品質な物を厳選しています。私はワインは詳しくありませんので感覚で選びましたが、店員さんはグッドチョイス👍と褒めてくれました。全員に言っているかもしれません😁

f:id:travelpato:20200823172049j:plain ブドウのフレッシュな味わいと酸味のバランスがよく、飲みやすいワインでした。日本でも入手できれば飲みたいと思うほど美味しかったです😆

パンはお通し的な感じなのでしょうか、特に注文をした記憶はありませんが自動的に出てきたように思います。料金は1Euroかかっていました。

ホタテ貝のグリル

f:id:travelpato:20200823175022j:plain ガリシア語で「ZAMBURIÑAS Á PLANCHA」。聖地巡礼、エル・カミーノの象徴となっているホタテ貝。バターで焼いて塩を振った至ってシンプルな一品。

ホタテの身は厚く、プリプリしており濃厚な味わいが口の中に広がります。写真はハーフサイズで、6€です。

パドロンの素揚げ

f:id:travelpato:20200823174530j:plain パドロン(とうがらし)をオリーブオイルで素揚げし、塩を振った一品。シンプルですが、素材の味を極限まで引き出しているといえるのではないでしょうか。パドロンは非常に辛いものが稀にありますが、今回は残念ながら?激辛パドロンには当たりませんでした😁🎯こちらもハーフサイズで、5.5€。

タコのガリシア風

f:id:travelpato:20200826223934j:plain 今回のメインがやってまいりました。茹でたタコとジャガイモにパプリカパウダーをまぶした一品。木のお皿に盛り付けられたトラディショナルなスタイルで提供されます。

なお、Wikipediaによりますと、

ポルボ・ア・フェイラ(タコのガリシア風)は伝統的にパンや薄くスライスした茹でジャガイモ とともに木の皿で供される。伝統では、タコを食べるときに水を飲んではいけないことになっているため、この料理はガリシア産赤ワインの若いものと食べるのが一般的である。

となっておりまして、無意識のうちに伝統にのっとってガリシア産赤ワインと一緒に食べていた、というミラクル状態になっておりました😆🎉

タコはプリプリで弾力があり、ジャガイモはホクホクです。パプリカパウダーがアクセントとなり、激ウマです😙この一品を食べるためだけにガリシア地方を訪れる価値があると言えるのではないでしょうか😎🐙値段は14.5€です。

フラン(FLAN)

f:id:travelpato:20200826231031j:plain デザートに頼んだフラン。見た目はカスタードプリンのようですが、厳密に言えば、似て非なるもののようです。

プリンよりは卵が多いのでしょうか、スプーンを入れるとグッとくる感触があるほどの硬さがあります。ちなみにプリンは液体に分類されるようで、機内持ち込み不可のようですが、フランは硬めなので大丈夫なのかしらん😁?

写真からは分かりにくいですが、かなり大きくて食べ応えがあります。卵が濃厚で、カラメルと絶妙に絡んで美味しかったです😋値段はなんと4€と格安です。

おまけ?

f:id:travelpato:20200826232414j:plain 最後に出てきたのはサクランボを白ワインにつけたデザート。サクランボは実がプリっと実が詰まっております。それよりも白ワインが超辛口で強烈です😵確か白ワインはシェリー酒って言っていたような気もしますが・・🤔

少量でも結構クラッときますので、お酒が弱い人は注意が必要です。こちらは注文はしておらず、サービスのお口直しなのか、料金は請求されませんでした。

お店の様子など

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メニューの表紙にもありますが、お店の壁にコインを置く風習?があるようです。トレビの泉的な感じ😁?

私達も何枚か置いてきました😆

f:id:travelpato:20200827000215j:plain 今日のオススメ的な感じで、お品書きが書かれています。

右下の大きなお鍋でタコさんを茹でるようですね😁🐙💦

手前のパタタさんもスタンバイ中です😙🥔✨

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f:id:travelpato:20200826234933j:plain お店を出たのは深夜0時前でしたが、夜はまだまだこれからといった感じです。

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10分程歩きまして、ホテルに戻りました。ホテル前のオブジェも、夜は心なしか躍動感が増しているような気がします😁

最後に

f:id:travelpato:20200826233708j:plain ここ港町ア・コルーニャでは、どこのお店で食べても美味しいと思いますが、今回訪れた「A TABERNA DE CUNQUEIRO」はオススメです😙

皆さんにもホタテ貝のグリル、パドロンの素揚げ、タコのガリシア風とガリシア料理三本柱をぜひ堪能していただきたい😆

ちなみに、私がア・コルーニャを再訪した際には、リピート確定です😙

以上、「タコのガシリア風が美味!ガリシア料理を堪能できるア・コルーニャのレストランは?」をお届けしました。

A TABERNA DE CUNQUEIRO
Rúa Estrella, 22, 15003 A Coruña
Open Hours:
Sunday to Thursday: 12h to 16h and 19h to 00h
Friday and Saturday: 12h to 16h and 19h to 00:30 h

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